【美術】足利市立美術館にて鑑賞会
2月17日(金)に授業の美術の選択者や美術部で、足利市立美術館にて鑑賞活動をさせていただきました。
展覧会は「名画の旅 江戸から現代まで」というタイトルで、葛飾北斎や月岡芳年、田﨑草雲など有名な絵師の浮世絵から、
浮世絵にインスパイアされた令和の作品まで展示されています。
また、特別展示として モネ、ルドン、ピカソ、シャガールなど有名作家の作品が並ぶ展示も鑑賞させてもらえました。
足利にこれほどの作品が来た貴重な機会に鑑賞させてもらえるということで、生徒も今日までワクワクしていました。
当日は美術館の学芸員の先生方に鑑賞ツアーを開いていただきました。
美術館にあまり来たことがない生徒が多いなか、プロの解説付きで作品鑑賞できるというぜいたくな時間になりました。
技法だけでなく、当時作品が世に出るまでの裏話もうかがえました。
解説を聞くだけでなく、自分たちで話しながら鑑賞し見方を深めていく「対話型鑑賞」も行われました。
普通に作品展に訪れた時ではできない鑑賞方法です。
シャガールの作品
音楽を奏でる神様はこちらに「おしりを向けている」?
聴いている人たちはどんな気持ちだろう?
描かれているものをそれぞれが挙げていくと、互いの見方に違いがあることがわかってきます。
すると自分だけでは見つけられなかったことに気づき、解釈が深まっていきます。
ピカソの作品
キュビズムの仕組みがわかって感動していました。
ルドンの作品
花瓶が浮き上がっている?
モネの作品
絵の中で風が吹いている!
鑑賞の楽しみ方を知るとても貴重な機会となりました。
帰り道には作品の中で見つけたことを思い思い語っていました。
ご協力くださった美術館の皆様、各授業や行事の調整をしてくださった先生方に感謝いたします。