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NEWS & TOPICS

研究A  理科総合講座

足尾鉱毒事件について 「日本の公害の原点」といわれるこの事件の内容を調べ、その歴史的な意味と科学的な事件の内容の検証を現場の視察および専門家からの知見を通して、現代の科学技術と人間生活について考える。

 参加者 文理進学コースSSH希望者:1年2名、2年2名

(ⅰ)足尾銅山および関連施設跡の見学研修

  ・実施日 平成28年9月9日(金)

  ・実施概要

足尾銅山の坑道の一部が見学できる「足尾銅山観光 通洞坑跡」を見学し銅山がどのようなものであったか、松木渓谷の入り口にある銅親水公園内の「足尾環境学習センター」を見学した。さらに、本山精錬所跡、銅山としての備前楯山への登山口の舟石峠、坑道の一つである小滝坑跡などの見学をし、足尾銅山の過去と現在の状態を見学研修した。

(ⅱ)渡良瀬遊水地の見学研修

  ・実施日  平成28年10月13日(木)

  ・実施概要

遊水地として廃村になった旧谷中村村合同慰霊碑を見学し、広大な遊水地が一望できるタワーから全体の状態を見学した。さらに、谷中村遺跡保全ゾーンなどを見学研修しました。

(ⅲ)「田中正造のゆかりの地」の見学研修

  ・実施日  平成28年10月29日(土)

  ・実施概要

足尾鉱毒事件の中心的な活動をした田中正造について、佐野市の関連施設などを佐野市の「田中正造大学事務局長 坂原様」からの説明受けながら見学・研修しました。

まず、全般的な資料が展示されている佐野市郷土博物館を見学しその足跡を概観しました。次に、自由民権運動・大衆葬が行われた惣宗寺を、生家を、臨終の地である庭田清四郎家の見学、さらに、川俣事件に関係した雲龍寺の見学をしました。

(ⅳ)群馬大学理工学府 板橋研究室における研修

  ・実施日 平成28年11月7日(月)

  ・実施概要

足尾鉱毒事件の科学的な側面について、渡良瀬川の水質などについて長年調査研究をされた桐生市水道局水質特任研究員(元水道局長)の齋藤陽一様から、次の内容について研修しました。

   ア 足尾で産出した銅鉱石などについて

   イ 明治時代の鉱毒被害の主な要因(汚染物質)について

   ウ 昭和になってからの太田市毛里田地区のカドミウム汚染についてと今後の課題について

   エ 現在の渡良瀬川の鉱毒の状態と遊水地について

(ⅴ)太田市毛里田地区の土壌汚染についての視察研修

  ・実施日 平成28年11月18日(金)

   ・実施概要

 太田市毛里田地区の足尾鉱毒によるカドミウム汚染に対しての田圃の土壌改良工事が完了したことによる記念碑「祈念鉱毒根絶」の碑を見学し、汚染された地域の現状を見学をした。さらに、太田市の足尾鉱毒展示資料室を見学し、鉱毒による稲作の影響などについて研修した。